
先生…。
ニュースを見ると
「暴落が来る!」
「リーマンショック級!」
ってよく言われていますよね。
株ってそんなに暴落ばかりするんですか?

いい質問だね。実は投資初心者ほど
「暴落は突然やってくる特別な出来事」
だと思っている。でも実際は違う。
株式市場では暴落は何度も繰り返されている普通の出来事なんだ。
今日は「暴落は何年おきに来るのか」一緒に見ていこう。

本当に何度もあるんですか?
過去の有名な大暴落の歴史

もちろん。
まず有名な暴落を並べてみよう。
| 年 | 出来事 | 下落幅(目安) |
|---|---|---|
| 1987年 | ブラックマンデー | 約-34% |
| 2000年 | ITバブル崩壊 | 約-49% |
| 2008年 | リーマンショック | 約-57% |
| 2020年 | コロナショック | 約-34% |
| 2022年 | インフレ・利上げ相場 | -25%前後 |

結構ありますね…。

そうなんだ。
大きな暴落だけ見ても
5〜10年に一度くらいは起きている。
一方で10〜20%程度の調整ならほぼ毎年どこかで起きているんだよ。
暴落は避けられない

じゃあ暴落しない年って少ないんですか?

その通り。
例えばS&P500を見ると
年間で10%以上下がる場面は珍しくない。
でも最終的には
その年の終わりにはプラスになっていることも多い。
つまり途中では暴落しても長期では回復しているケースが多いんだ。

じゃあニュースだけ見ていると怖く感じるだけなんですね。

そういうこと。
ニュースは「今日○%下落!」は報道するけれど、
その後「数年で最高値更新」はあまり話題にならないからね。
暴落後はどうなった?

暴落したら、そのまま終わることもありますよね?

では歴史を見てみよう。
ブラックマンデー(1987年)
→数年で回復
ITバブル崩壊(2000年)
→時間はかかったが最高値更新
リーマンショック(2008年)
→約5年で回復
コロナショック(2020年)
→約5か月で過去最高値更新

全部戻ってる…。

これが長期投資の強さなんだ。
もちろん未来も必ず同じとは言えない。
しかし、世界経済が成長してきた歴史を見る限り、株式市場は暴落を繰り返しながらも長期では成長してきた。
暴落でやってはいけないこと

じゃあ暴落したら何をすればいいんですか?

一番やってはいけないのは
慌てて全部売ること。
暴落すると
「もう終わりだ」
と思って売ってしまう人が多い。
しかし、その後の回復局面で株価は急上昇することが多い。そのチャンスを逃してしまうんだ。

怖くて売りたくなりそう…。

だからこそ、暴落が来る前から
「暴落は必ず来るもの」
と理解しておくことが重要なんだ。
暴落時こそ積立投資が活きる

積立投資ならどうなるんですか?

実は暴落は
積立投資家にとって悪いことばかりではない。
株価が下がれば、
同じ金額でより多くの口数を買える。
これがドルコスト平均法のメリットなんだ。
暴落時にも積立を続けた人ほど、回復局面で大きな恩恵を受けやすい。



暴落って「安売りセール」みたいなものなんですね!

その考え方に近いね。
優良企業が値下がりしているだけなら、
長期投資家には買い場になることも多い。
暴落を予想できる人はいる?

じゃあ暴落する前に全部売ればいいですよね?

それができれば誰も苦労しない(笑)
実際にはプロの投資家でも
暴落を正確に予測し続けることはほぼ不可能なんだ。
だから世界中の投資家は市場を予想するより、
長く市場に居続けること(Time in the Market)を重視している。
暴落のまとめ
暴落は怖いものではありますが、株式市場では珍しい出来事ではありません。
歴史を振り返ると、大きな暴落は5〜10年に一度程度、小さな調整ならほぼ毎年起きています。しかし、多くの暴落は時間をかけて回復し、市場は長期的に成長を続けてきました。
だからこそ、短期的な値動きに振り回されず、積立投資や長期投資を続けることが大切です。

暴落は「異常事態」じゃなくて、投資では普通に起こるイベントなんですね。
これからはニュースで暴落と聞いても、少し落ち着いて考えられそうです!

