
FIREくん:
先生、PERはなんとなく分かってきたんですけど…
PBRって何ですか?略称も似ているし、そもそも理解できていないのでぐちゃぐちゃです。

先生:
いい流れですね。
PBRはPERと並ぶ重要指標です。
👉 会社の“本来の価値”と株価を比べる指標

FIREくん:
本来の価値…?なんか、哲学的な話ですか?
PBRとは何か?

先生:
👉 PBR = Price Book-value Ratio
👉 日本語では「株価純資産倍率」
👉 株価 ÷ 純資産

FIREくん:
純資産って何ですか?それとも投資やめますか?
純資産を超シンプルに考えると

先生:
👉 純資産とは「会社を解散したら残るお金」
例えば👇
・会社の資産:100億円
・負債:50億円
👉 純資産:50億円

FIREくん:
なるほど、それが本当の価値=純資産という理解ですね。
PBRの見方

先生:
ここが超重要です。じゃあ、PBRの数値はどう活用するのか。
PBR = 1倍
👉 理論的に適正
👉 解散価値と同じ
※「解散価値」とは、会社が事業活動を停止し、保有資産をすべて現金化して負債を返済した後に、株主へ分配される理論上の金額(純資産)を指します。これを1株当たりで表したものがBPS(1株当たり純資産)です。
PBR < 1倍
👉 割安
👉 解散した方が得レベル
PBR > 1倍
👉 割高
👉 将来の期待込み

FIREくん:
1倍が基準なんですね!そして1倍より高いと、将来に期待のある状態と。
PBRの具体的な計算例
PBR(株価純資産倍率)は
PBR = 株価 ÷ 1株当たり純資産(BPS)
です。
とある企業でのシミュレーションの数値をだしますと、
- 株価:7,111円
- BPS:3,092円
なので、
7,111 ÷ 3,092 = 2.30倍
となります。

あーもう、わけわかんない。ただ、1倍を超えているから「成長期待」ということくらいしかわかりません。

それで良いですよ。計算できなくても、数値だけ出してくれていますから。
なぜPBRが低いのか?

先生:
じゃあ、PBRが低いのはどうしてだろう?
👉 人気がない
👉 成長性が低い
👉 業績が悪い
👉 市場から評価されていない

FIREくん:
ちょっと怖いですね…。
なぜPBRが高いのか?

先生:
逆にPBRが高い理由は?
👉 成長期待が高い
👉 ブランド力が強い
👉 利益を生みやすい
👉 未来の価値が織り込まれている
PERとの違い

FIREくん:
PERと何が違うんですか?

先生:
👉 PER → 利益ベース
👉 PBR → 資産ベース
👉 見る角度が違う

FIREくん:
両方見る必要あるんですね。
今の市場の特徴

ではこの知識をいま現状の市場に照らし合わせてみよう。
👉 AI企業 → PBRも高い
👉 銀行・製造 → PBR低いこと多い
👉 資産より未来が評価されている
PBR|初心者の使い方

先生:
では初心者はこのPBRをどう活用すべきか。
👉 1倍を基準に見る
👉 同じ業界で比較する
👉 PERとセットで使う
👉 これが基本
PBR|やってはいけない使い方
・PBRが低いから買う
・1倍割れ=安全と思う
👉 これ危険
結論:PBRは“解散価値の視点”

先生:
最後にまとめます。
✔ PBR=資産から見た株価
✔ 1倍が基準
✔ 低い=割安、高い=期待
👉 PERとセットで判断する

FIREくん:
だんだん投資っぽくなってきました!

先生:
いいですね。
ここまで理解できれば中級者です。