【FXブローカー】投資用語をわかりやすく解説

FIREくん

先生！「FXブローカー」ってなんですか？

先生

確認しておきましょう。

FXブローカーとは？

FXブローカーとは、外国為替取引（FX取引）を個人投資家や企業に提供する金融機関やサービス提供者のことです。彼らは顧客の取引注文を市場に執行し、取引に必要なプラットフォームやツールを提供します。

FXブローカーは、顧客が外貨を売買する際に、為替レートの変動から利益を得る機会を提供します。彼らは通常、通貨ペアの売買スプレッド（買値と売値の差）や取引手数料を通じて収益を得ます。

FIREくん

FXブローカーを介さないと、FXはできませんか？

先生

はい、個人投資家がFX市場にアクセスするためには、FXブローカーを介する必要があります。

FX市場は分散型の市場であり、個別の取引所が存在するわけではないため、個人が直接市場参加者として取引を行うことはできません。

FXブローカーは、投資家とグローバルな外貨交換市場との間の橋渡し役を務めます。ブローカーは、顧客の取引注文を市場に執行し、必要な取引プラットフォームやツール、さらにはレバレッジの提供など、FX取引に必要なサービスを提供します。

ブローカーには大きく分けて以下の種類があります：

ディーリングデスクブローカー（DD）：自身が市場メーカーとなり、顧客の取引注文に対して直接相手方を務めるブローカー。彼らは顧客の取引に対して自社の流動性を提供し、取引の相手方となります。
ノンディーリングデスクブローカー（NDD）：顧客の注文を直接流動性提供者にルーティングするブローカー。これには、STP（ストレート・スルー・プロセッシング）ブローカーとECN（エレクトロニック・コミュニケーション・ネットワーク）ブローカーが含まれます。

FXブローカーを選択する際には、手数料やスプレッドの低さ、取引プラットフォームの使いやすさ、顧客サポートの質、提供される教育資源など、さまざまな要素を考慮する必要があります。また、ブローカーが信頼できる規制当局によって適切に規制され、ライセンスを持っているかどうかを確認することも重要です。