「楽天証券って本当に安全なの?」
「ネット証券だからハッキングされそうで不安…。」
「もし楽天証券が倒産したら、自分のお金はどうなるの?」
投資初心者が口座開設を検討するとき、もっとも気になることの一つが「安全性」ではないでしょうか。
結論からいうと、楽天証券は金融庁の登録を受けた正規の証券会社であり、顧客資産の分別管理や多要素認証など、安全性を高める仕組みが整っています。
一方で、フィッシング詐欺や不正アクセスへの対策として、利用者自身がセキュリティ設定を行うことも重要です。
この記事では、楽天証券の安全性について、FP2級の視点から初心者にもわかりやすく解説します。
「ネット証券って本当に安全なの?」

FIREくん
「銀行なら安心ってイメージがあるけど、ネット証券ってちょっと怖いんだよね。」

先生
「そう思う人は多いね。でも実は、安全性は法律や制度によってしっかり守られているんだ。まずはその仕組みから見ていこう。」
結論:楽天証券は安全性の高いネット証券
楽天証券が安全といわれる理由は主に次の5つです。
- 金融庁に登録された証券会社
- 顧客資産を会社のお金と分けて管理(分別管理)
- 日本投資者保護基金に加入
- 多要素認証・パスキー認証などセキュリティ対策を強化
- 楽天グループのネットワークと長年の運営実績
もちろん100%リスクがないわけではありませんが、制度面・システム面ともに安全性は高い証券会社といえます。
安全な理由① 顧客資産は「分別管理」されている
もっとも重要なのが「分別管理」です。
これは、
- 楽天証券のお金
- お客様のお金
を完全に分けて管理する制度です。
つまり、万が一楽天証券に経営上の問題が起きても、顧客資産は原則として返還されます。
安全な理由② 日本投資者保護基金に加入している
楽天証券は日本投資者保護基金に加入しています。
万一、法令違反などで顧客資産の返還に支障が生じた場合には、一定条件のもとで1人あたり1,000万円まで補償される仕組みがあります。

FIREくん
「倒産したら全部なくなると思ってた…。」

先生
「そういう誤解は多いね。証券会社は銀行とは違う制度だけど、投資家を守る仕組みはちゃんと用意されているよ。」
安全な理由③ セキュリティ対策が充実している
楽天証券では、不正アクセス対策としてさまざまなセキュリティ機能を提供しています。
主な対策は次のとおりです。
- パスキー認証(FIDO2)
- ログイン追加認証(多要素認証)
- ログイン通知メール
- リスクベース認証
- ログイン履歴の確認
- 注文通知サービス
特に近年は証券口座を狙ったフィッシング詐欺が増えているため、パスキー認証などの利用が強く推奨されています。
安全な理由④ 金融庁の監督を受けている
楽天証券は金融商品取引業者として登録され、金融庁の監督を受けています。
法令に基づき、
- 財務状況
- 顧客資産の管理
- 内部管理体制
などについて厳しくチェックされています。
無登録業者とは安心感が大きく異なります。
安全な理由⑤ 長年の運営実績がある
楽天証券は国内トップクラスのネット証券です。
口座数も非常に多く、
- 新NISA
- iDeCo
- 投資信託
など幅広いサービスを提供しています。
長年にわたり多くの投資家に利用されてきた実績も、安全性を判断する一つの材料になります。
それでも注意したいこと
楽天証券そのものは安全でも、
近年増えているのがフィッシング詐欺です。
例えば、
- 偽メール
- 偽SMS
- 偽ログイン画面
にIDやパスワードを入力してしまうと、不正アクセスの被害につながる恐れがあります。
自分でできる安全対策
初心者でも必ず設定しておきたいのがこちらです。
- パスキー認証を設定する
- 多要素認証を有効にする
- ログイン通知メールを受け取る
- パスワードを使い回さない
- 不審なメールのリンクは開かない
この5つを実践するだけでも、セキュリティは大きく向上します。
よくある質問
楽天証券が倒産したら資産はなくなりますか?
原則として、顧客資産は会社の資産とは分けて管理(分別管理)されているため、返還されます。また、一定条件では日本投資者保護基金による補償制度もあります。
ネット証券は銀行より危険ですか?
ネット証券だから危険ということはありません。
法律に基づく資産管理やセキュリティ対策が整備されています。ただし、利用者自身がフィッシング詐欺や不正アクセスへの対策を行うことも重要です。
初心者でも安心して利用できますか?
はい。
多くの初心者が新NISAや投資信託の積立で利用しており、使いやすさと安全性のバランスに優れたネット証券の一つです。
ファイナンシャルプランナーからのアドバイス
「ネットだから危険」というイメージだけで証券会社を避ける必要はありません。
実際には、楽天証券は法令に基づく資産管理やセキュリティ対策を実施しており、安全性を高める取り組みを続けています。
一方で、近年の不正アクセスの多くは、証券会社のシステムそのものではなく、フィッシング詐欺などで利用者の認証情報が盗まれることが原因です。
そのため、証券会社選びだけでなく、自分自身のセキュリティ対策も資産を守る重要なポイントといえるでしょう。
まとめ
楽天証券は、金融庁の監督下で運営され、顧客資産の分別管理や日本投資者保護基金への加入、多要素認証・パスキー認証などのセキュリティ対策を備えた、安全性の高いネット証券です。
もちろん、どの証券会社でもフィッシング詐欺や不正アクセスのリスクはゼロではありません。しかし、適切なセキュリティ設定を行い、公式サイトからのみログインするなど基本的な対策を心がければ、安心して資産形成を進められるでしょう。